バルト三国の料理本

この記事は約2分で読めます。

バルト3国の料理本は行くたびに購入しており、何やかんやでもう7冊所持です。

バルトの伝統的な一皿、北欧料理のようなモダンキュイジーヌ、ハレの日の料理、こちらでは見られない珍しい食材等々、パラパラと見ているだけでも楽しいし、参考になる。

向こうに行って習ったものもあるけど、それ以外の食べたものは、料理本の中の近いイメージの料理を参考に、翻訳して日本語のレシピにして試作している。

食材が手に入らず苦労するものもあったり、日本だととってもお高くついてしまうものも多々ある。更には、、多分その国でつくればうまくいくのだろうけど、不思議と日本では何かなぁという味になるものも。やはり独自の風土というものの縛りは案外大きい。

ある国の食文化を理解しようと思ったら、その国独自の食材を知る必要はあるし、100%書かれているままに再現してつくってみるのも大事なんだけど、でも最終的には料理は、その国の風土に合ったやり方で作り直した方が理に適うし、より広がりがあると思っている。どんな食材や料理もそうやって、他の国に伝播したときに、その国風の調理の仕方や食材がプラスされて、定着していくものかもしれない。

遠い昔、鎌倉時代、道元禅師が中国から持ち帰ったとされる豆腐が、日本で精進料理の食材として重宝され、そこから室町を経て、江戸の庶民へと広がりを持って展開されていき、白い柔らかい日本独自の豆腐となり、今や日本料理には欠かせない存在となった。

そういうストーリーを持つ食材は、日本でも世界各国でもきっと沢山あると思う。

料理や食材の過去の姿、現在の姿を見て知ったうえで、時代と共に変わっていく料理というのものが面白く、常に常に興味が尽きません。

話が微妙に逸れていきましたが、、バルト料理本の紹介。

海外旅行に行ったら書店に行き、料理本のコーナーに行くのは結構面白いのでおススメですよ。料理好きの人へのお土産にも良いですしね。

エストニア料理本2冊

エストニアの料理本は、お皿や盛り付けも可愛く洒落てる。目の保養にもなる。

ラトビア料理本2冊

右のはラトビアのハレの日に食べる料理について、詳しく解説されている。左の表紙は詰め物をした焼きリンゴ。

リトアニア料理本

中はとてもモダンな内容。 

写真挟む

変わったスープのレシピが多く載っていて嬉しい。

バルト三国の料理本とラトビア料理本

左のは一番古株で、食材の解説も詳しく載っていて重宝。

さあ今度はどこの国の本を買おうかな。