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慢性的な炎症が体の老化を早める



加齢にともなってカラダの中では

慢性的な炎症が起きやすくなることが近年分ってきています。


こんなに燃えたら大変ですが・・。

「炎症が起きている」と聞くと、

皮膚が充血して赤く腫れる、熱を持つと言ったイメージを持つと思いますが、

それは急性的な炎症の症状で、慢性炎症とは少し違います。

慢性炎症はもっとじわじわと自覚症状なくくすぶるぼやのようなもので

ただぼやであっても長い期間にわたって体をいためつけるので

体に様々な悪影響を及ぼします。


なぜ加齢に伴い炎症が起きやすくなるのでしょうか。


① 老化細胞の蓄積

老化した細胞が体内に蓄積されると細胞から炎症シグナル老化シグナルが分泌されます。

それが周囲の組織の炎症反応を引き起こしてしまいます。


② 死んだ細胞の食べ残しが増えるため

老化して死んだ細胞を処理するマクロファージの性能が衰えて、

細胞の食べ残しが増えることによって、それが刺激となって炎症が

誘発されやすくなります。


③ 閉経

女性ホルモンのエストロゲンは、慢性炎症を誘発する物質の分泌を

抑える働きをしていますが、閉経にともないホルモン濃度が低下し

慢性炎症にかかわる病気が発症するリスクが増えます。


④ 内臓脂肪の増加

加齢とは少しずれますが、肥満も慢性炎症を招きます。

必要以上に蓄積された内臓脂肪からは炎症を誘発する物質が分泌されます。


どうでしょうか。

これらの反応は、肥満以外は老化に伴い自然に起きるものです。


老化を避けることはできない以上、慢性炎症を100%防ぐのは難しいのですが、

できるだけ起こさない生活を心がけることは可能です。


ヒトは誰でも老いていく

あなたの周りの80歳以上の方を思い浮かべてみてください。

ヒトによって外観や疾病の発症などかなり個人差が出てきますよね。


持って生まれた体質もありますが、

やはり、何を口にするかどんな生活習慣を持つかという

それぞれの選択は重要じゃないでしょうか。


老化にともなう体の不調や病気には慢性炎症が深くかかわっており、

近年の研究では、糖尿病、がん、動脈硬化、肥満、アルツハイマー、

パーキンソン病、アトピー性皮膚炎、喘息、胃炎、肝炎、歯周病、

逆流性食道炎などの発生にも関与していることが分かってきています。


100歳を超えて健康を維持しているセンテナリアン(百寿者)は

慢性炎症を表すCRPという値が低いことが指摘されています。


では私たちは具体的に何に気を付ければよいのかというと・・


① 慢性炎症を起こす習慣を避ける。

タバコ、過度の飲酒、睡眠不足、これらは慢性炎症の火付け役となってしまいます。


② 肥満や便秘を防ぐ。

皮下脂肪以外の内臓脂肪から慢性炎症を招く物質が分泌されます。

動脈硬化や血糖値の増加などにつながります。


また慢性炎症は大腸から始まり、各組織に飛び火のように広がっていくと言われています。大腸は口から入った食べ物が集まると同時に有害物質も溜まりやすい場所なので老化が進みやすい臓器です。老化が進むと善玉菌悪玉菌のバランスも崩れやすく、そこから慢性炎症が起こります。大腸に負担をかけない、善玉菌を増やす、など良好な腸内環境の維持、腸活につとめましょう。


③ 歯周病を治療する。

意外と大事なことです。体内のどこかで長期的に炎症が続いていると、そこから体のさまざまな組織に飛び火していきます。歯周病も炎症なので、放っておくと歯周病菌が体内をめぐりさまざまな炎症性の疾病を招きます。


④ 傷ついた細胞を修復する。

成長ホルモンは慢性炎症で傷ついた細胞を修復するはたらきがあります。

1日30分程度の有酸素運動、筋肉トレーニングや加圧トレーニングなどの無酸素運動も成長ホルモン分泌のトリガーとなります。

そして睡眠。睡眠中は傷ついた体内の細胞の修復を助けるホルモンが分泌されるので、しっかり睡眠をとりたいですね。


⑤ 慢性炎症を抑える食べ物を摂る。


明日はさんまのつみれ汁のレシピ載せますね

積極的に摂りたいものは不飽和脂肪酸です。オメガ3系脂肪酸、オメガ9系脂肪酸などと呼ばれるもので、サバ、ブリ、サンマ、ニシン、イワシ、サケなど、まさに今が旬!良質なオリーブオイルや木の実やナッツ類なども良いですね。


ただ食事は、コレが良い、いや、あっちの方が効くなどと言い出すときりがないのです。

自然界の食材はサプリではないので単一の栄養で出来ているわけではないし、

○○の〇〇という成分が良い!という情報は流行りものを愉しむようなもので

毎日同じものばかり食べられるわけではないですしね。


日本人の食性や体質に合ったもので、新鮮な旬のものを腹八分食べる、

ということの継続は意外と大変なのですが、

とにかくそれが一番なのかなと思います。

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